映画祭報告会

最期の星の映画祭報告会のレビュー・感想・評価

最期の星(2017年製作の映画)
2.7
全体的に”肩透かし”の連続
撮りたいモノを並べて撮っているだけな気がする
美術面、特にTVニュース場面やロケーションがかなり甘い
時間の制限もあるだろうけど、もう少しどうにかならんかな

画面や音は綺麗だけど
それを除けば、映画甲子園の高校生の方が
数倍面白い物語を魅せてくれる

冒頭からも
なかなか話が始まらないし
朗読の必要性も感じないし、この手法は古い
ガールミーツガール映画は量産されていて
よほどの強い個性がなければ見ててもため息がでるだけ
若い女性監督に多く見られるが
感情を表現したくて、そこばかり描こうとして
物語を作るという事を、おろそかにしてると思う
いや、そもそも物語を作る気がないのだろう
それならばPVかMVを作ればよいのに


内容
幼き頃というのは
自分語りがしたくても自分でも自分が理解できてないものだと思う
この雑音の中で生きる主人公においても同じで
答えなんて最初から無いのに
幻の前ですら自分が見えないのは悲しいかな
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