ふう

父の日/ファザーズ・デイのふうのレビュー・感想・評価

父の日/ファザーズ・デイ(2016年製作の映画)
4.7
フォロアーさんがおすすめされていたので🎬

世界中がゾンビになっちゃったらどうなっちゃうんだろう?
とか、
ゾンビにどこまで自我は残るの?
とか、
そういう疑問へのひとつのアンサーだと思いました
(もちろん、ゾンビにさまざまな解釈、バリエーションがあることは理解しつつ)

ゾンビはその性質上どんなに世界を征服しても最終的には滅び行く種族なのですよね。
そして、どこまでも人間はゾンビとは相容れない。
けれども、同じ動物だとしたら、家族を守る本能があるかもしれないし、
昔の行動を反芻するかもしれない。
(介護職だからでしょうか、重度の認知症の方が昔の思い出や人の名前をふと思い出すことや、そばにいてくれる人を大切にしようとすることとも重なりました)

愛、か本能かはわからないけれど。
愛に形なんてないのだから、それが愛だと私たちが感じれば愛なのでしょうか。

言葉がないから、世界中の人に通じる。
ゾンビ映画の奥深さと優しさを関する素敵な映画でした。
とてもとてもおすすめです♥️
ふう

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