赤足

リバティーンの赤足のレビュー・感想・評価

リバティーン(2004年製作の映画)
3.2
インディーズ映画が似合う役者と聞かれたら、自分的にはやはりジョニー・デップと答えるであろう。

今やハリウッドスターとして有名なジョニーではあるが、過去に数々のインディーズ映画に出演しマニアックな役柄を演じている(デッドマン、ナインスゲート、夜になるまえに、耳に残るは君の歌声、ショコラetc...)この「リバティーン」という作品も無名の監督と、脚本で冒頭の3行で出演をOKしたというジョニーらしいエピソードもある本作。

主な内容は、17世紀実在の英国詩人、ジョン・ウィルモットこと第二代ロチェスター伯爵の短くも破天荒な生涯を演じた伝記作品である。素で演じてもジョニーならやれそうなお話なのだが(笑)兎にも角にもジョニーの為に製作されたかのような作品で、ジョニーファンは必見である。

話は歴史もので興味ない人には退屈であくびものかもかもしれないが、酒と女に走り自由気ままで下ネタオンパレードで本当にこんな芸術家でサイテー野郎が実在したのかと思うほどのロチェスター伯爵をジョニーが見事に演じており、梅毒に侵され徐々に病魔に蝕まれ弱っていくはずなのにも関わらず、病魔を喰らうが如くに命燃え尽きようと魂を燃やすロチェスター伯爵演じるジョニーの怪演は特に見もので凄かったの一言である!!!!

そして、脇を固める役者達もすばらしかった。チャールズ二世を演じた名優ジョン・マルコヴィッチやサマンサ・モートンやロチェスターの妻を演じた ロザムンド・パイクの演技もこの物語を色濃くしており、冒頭とラストは特に印象に残っている。見終わった後はこの作品の余韻とロチェスター伯爵に魅了されているはずだ(笑)


余談ではあるが・・・
この映画をTHE YELLOW MONKEYのVOの吉井和哉が見て感銘を受け!「リバティーン」という歌を作ったほどで歌詞と曲も素晴らしく是非コチラも1度聴いてほしいものである。