FrankTannock

ここは退屈迎えに来てのFrankTannockのレビュー・感想・評価

ここは退屈迎えに来て(2018年製作の映画)
2.9
何者かになりたかったけれど、結局くすんだ現在を歩んでいる人たちの話
「レディーバード」と「勝手に震えてろ」を混ぜた感じ

東京に憧れる地方の人間のダサさと、かつてそういった憧れを抱いて東京に出たが夢破れた人たち、という二項対立的な描写は丁寧だったと思う

一方で長回しのシーンが多かったけれど、シーンの間を保たせるメリハリや画面設計がずさんだから冗長に感じてしまった

また、プールにみんなが飛び込むシーンは逃げずに長回しで撮るべきだったと思う
青春が結晶したあのシーンこそ、小刻みにシーンを重ねるのではなく、長回しが適していたと感じる