過剰かな…と思う演出もあるけど全体的に良かった。オチも綺麗だと思う。
都会=憧れという方程式を軸にめぐるストーリー。
学生の頃からみんな人物や都会に憧れてその対象に近づければ自分の世界は変わると思っている。
でも実際は若さゆえの自意識過剰だったり、憧れの対象任せだったりする(そもそもタイトルが受動的)。
だからこそ、登場人物、全員の見てる視点が全然違ったりしてそこが面白い…。
一度でも地元から出て都会を見ること…それをした人、しなかった人の視線がそれぞれわかりやすく描かれている。東京に出られるってこと選択肢があることはそれだけで幸せなことだったんだと思った。