成川ジロー

修羅:黒衣の反逆の成川ジローのレビュー・感想・評価

修羅:黒衣の反逆(2017年製作の映画)
3.9
ソードアクションの武侠映画って、どうしても剣vs剣が多くなってしまってアクションの変化が少なくて微妙って思うのが多くてあまり期待してなかったんですが、これは色んなタイプの武器が出てきて剣使いの主人公との殺陣が毎回面白くて迫力あって、出てくるキャラクターも主人公の沈煉は格好良いし、途中で味方になる裴綸も本当に良いキャラしてて、クライマックスの戦いはガチで熱くて楽しめた。滾る。
もっと長くチャン・チェンのアクションを見たかったって云うのと、最後以外のチャン・チェンが微妙に強くない(周りが結構普通に強い?)ように見えてパワーバランスがわかりにくかったけど、
特に素晴らしかったのは中盤の剣vs流星錘(紐じゃないから違う名称かも)。珍しい武器で見応えあったし、剣との殺陣がかなり上手くハマってて素晴らしかった。ただ、この敵キャラは別に悪いヤツでもなんでも無い気がしますけど^^;
これらのアクションと、二次元から出てきたようにしか思えないチャン・チェンの立ち居振る舞い見てるだけで満足してしまった。本当に格好良い。
2(って言うかゼロ)らしいので、前作の『ブレイドマスター』も見てみようと思った。

お話的に、主人公が能動的で無いと言うか、基本ドジの後始末をしていく内に悪いことが重なって状況が悪化して、悪化が極まった結果テロリストの殺人未遂計画の証拠見つけて右往左往って感じのなんとも言えない展開だったので、そこはもうちょっとスマートに描いてほしかったなと思う。主人公とヒロインの関係は凄い好みなんだけどね。