つるみん

君のためのタイムリープ/私を月に連れてってのつるみんのレビュー・感想・評価

3.7
【星は燃えて光り輝く運命だ】

主人公ジョンシャンは大人になった現代から、青春時代にタイムスリップしてしまう。そこは1997年の夏、今は亡きエンペイの運命を決めた日だった…。

今年に入ってようやく日本に入ってきた一作。ずっと観たいと思いつつも日本では観れなかったので、この度DVDリリースしてくれて非常に嬉しい。

結果、良かった。
非常に既視感のある内容となっているが、シンプルで分かりやすいという点と好感が持てるキャラクターが多い点、そして歌が良いという点も重なり、結末含め、非常に好みな作品であった。

『私の少女時代』のビビアン・ソンが本作でも主演を務めているが、似たような明るいキャラクターはそのままといった感じ。台湾のラブコメ女王といったら彼女なのかもしれない。『私の少女時代』もたしか90年代が舞台だった気がする。

音楽魔術師と呼ばれた台湾のミュージシャン張雨生の事故をモチーフにしてる事もあるので、張雨生がどのような人物か知っておくと、さらに楽しめると思う。

※Filmarks表記では、150分となっているが、実際は105分。
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