娘の死を機に、一家が崩壊へと向かう。
お母さんの迫真の演技はgood。あのちょっとヒステリックなイカれ感に変なリアリティーがあって、気分が悪くなるくらい。演技については異論はない。
しかし、全体的に話がご都合主義のような、ちぐはぐな印象を受けた。物語のところどころで超常現象を使って無理矢理あのオチに終着させた感じ。なんでもありになっちゃうから、ぼんやりとでも話の筋を通してほしかった。
途中まではA級ホラーだったのに、最後のオチで一気にB級に成り下がってしまった。後味が悪いのは別にいい。ミストとか最強に鬱エンドだけど名作扱いされてて面白いし。だけどこの映画は話が急すぎて無理がある。最後のノコギリギコギコとか逆に笑ってしまう。もっと別の演出の仕方があるだろって思った。
精神攻撃っていう新手のホラーは良い。今までそういう作品は少なかったし。だけど話が理解不能なところがあって、個人的にはよくわからなかった。怖ければいいのか？自分にはあまり向いていなかった...
