IT以来のホラーを配信にて
とにかく怖い
そもそもホラー映画が苦手なので見る前から億劫でしたが、もちろん怖かったものの、IT程ではないかなといった感じでした。(ホラーの中で分類分けするとITと本作は違うものになるのかも知れませんが…)
ジャンル的にはホラーになるのでしょうが、音楽、雰囲気、そして何より尺の使い方とカメラワークがピカイチで怖いなと思いながらも所々で上手いなと思える作品で評価が圧倒的に高いのも納得。
特に車を運転するシーンや前方遠くからこちらに向かってくるシーンにおいての尺の使い方が絶妙で、本当にいい塩梅で長回しをすることで車のシーンではいきなり車が突っ込んでくるのではと感じ、また前方から人が向かってくるシーンでは車にはねられるのではと重要でないシーンでさえ緊迫感を保ち、ハラハラドキドキさせる演出には音楽で驚く展開が迫っていることを認識させるという昔ながらの一辺倒な演出と違い、なんでもないシーンでさえ冷や汗をかいてしまうこれらの尺の使い方には本当に驚きました。
4Dだと憑依するシーンがどう演出されるのかなと気になりました…
ラストの目の充血がすぐになくなっていたこととラストシーンの外の物置？のようなところの電気がついていることを示す伏線があった気がするのですが、ヒーターのと勘違いなんでしょうか？
もしあったなら、どういう内容が暗示されているのか、それが気になりました。
