【もしかして・・・】
まるでJホラーのような「音」「風」「明るさ」「質感」の表現で、観る者の不安感、不快感を煽り、正体不明の何かが徐々に家族に忍び寄る・・・。
「久々に正統なホラーだね」と思ってた・・・・「~た」。
そう、ラストのオチを観るまではね。
わかるんだけど・・・様々な伏線の回収の先にある結末としてはある意味では想定通りの着地点だったんです。だから、きっと絵的な表現方法がチープに見えて受容れられなかったんだと思う。
もうちょっと他の終わらせ方はなかったんだろうか・・・と。
ただ、そこまでの持って行き方は最近のホラーの中では秀逸だと思います。伏線の張り方もかなり周到で、1回見ただけだと多分回収きしれないんじゃないかな。僕も鑑賞中に片っ端からメモを取っていたけど、それでも全ては回収し切れてないと思う。
で、家に帰ってから「鑑賞メモ」をもう一度読み返してみると「なるほど・・」となることが結構あり。これ、もしかしたら、鑑賞直後に抱いていた「惜しい!!」っていう感想を飛び越えてくるくらいにジワジワ来るやつかも・・・。
「ヘレディタリー=遺伝的な」
・・・なるほどね。
~~ネタバレの可能性が高いので、以下コメント欄にて~~