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ヘレディタリー/継承のkazataのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
4.5
"トニ・コレットのトニ・コレットによるトニ・コレットのための映画"でしょう!(本作は主演&プロデューサー)
……それだけで僕はもう大満足なんです!
(だから早いとこトニコレさんにオスカーあげてってば!)

いやー、"恐怖"の見せ方の巧さが秀逸ですよね。いわゆるホラー映画的なショック演出(いきなり大きな音ドーン!とか…)よりも、、、トニコレさんがしれっとやってることの方が怖い!っていうね。もう怖すぎて笑っちゃうレベルで最高ですよ。
"ダメ母役"を演じさせたらナンバー1の実力女優(個人調べ)のトニコレさん、本作でついに最強もとい"最狂"な母にまで到達しちゃいました。。。

この映画の何が怖いって……こんなトンデモナイ世界観を創りあげちゃったアリ監督の脳内というね(笑)また一人、今後要チェック監督に出会えました。

映画のテイスト的には『エクソシスト』とか『オーメン』的なホラー映画(&コックリさん)なのかな……と見せかけてのぶっ飛んだトンデモな結末の素晴らしさ!は、ある意味感動で震えるほど!!


……ただ、ラストでここまでテンション上がっちゃったのは、直前の予告編でシャマラン監督の『ミスター・ガラス』を見てしまったせいも多分にあるでしょう!劇場さん、ナイス!!
(公開が待ち遠しい!)
(きっとシャマラン監督も本作を気に入る、または嫉妬に狂うはず!!)
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