#twcn
美しい映画作るなあちきしょうA24!!
って感想ですね。
秋から始まっておりました、A24がお送りするホラー祭、もう冬です。
その2018年日本公開ホラーの最後を飾る今作。
大好きなアレックス・ウルフが出てる事も知らなかったので、おお!っと。
めっちゃ美味しい役じゃないですか!
こないだも「ライ麦畑〜」があって「ジュマンジ」があって、今年すごいな!
お兄ちゃんより出てない?
A24秋公開のホラー作品「アンダー・ザ・シルバーレイク」「イット・カムズ・アット・ナイト」「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」とそれぞれ毛色の違う作品が揃いました。
今作がいちばんタイプですね!
気持ち悪いし、普通に怖いし、アレックスがなんか空気に飲まれてw変になっていく様もよかったし、妹のシーンとかエグくて最高だし、お母さんのヤバい感じが加速スキャンダルなのもいいし、全てが悪い方向にどんどん狂うし、スポンティニアス・コンパッションシーンもあるし、ソレ系のやつか!ってオチも、その光景もすごい好みです。
もうトニー・コレットがすごいなー!
今回彼女製作にも関わってるじゃないですか?
いやーまさにあのトニー・コレットのトニー・コレットらしさを最大限活かした神経質なイかれたおかん、が惑わされ、息子ともうまくいってないし、色んなフラストレーションが溜まった末、あちゃーな行動に出てしまい、紆余曲折を経て、真実にたどり着くけど、信じてもらえない・・・説得力ある顔!!
あの壁に・・・も最高だしピアノ線も最高だと思いました。
そして意外にも多いワンカットや家の中なのにロングショットで見せるってやり方もA24らしいですよね。その辺のアートっぽいとこは期待通りで、それをあのオチに持っていくのはまあ、それはまあ何となくわかるじゃないですか。
しかし、どのように、ってところが手腕だと思うし、いかにも怪しすぎるコックリさんごっこや、アレックスのお顔になんてことを!とか絵を描くあれ、とかゴーストをちゃんといる程で描いてるし、そもそも根底にあったのは周囲の奴等でなく、ゴーストのアイツだったわけで・・・。
ほんとラストに向けてアレックスが進むところから美くしくまとまった映画を作るなあ!!と感嘆しておりました。
うーん「継承」というタイトルはドニー・イェンしかダメだろ!とおもってましたが、なかなか味わい深かったですね。
ちなみに噂になってた幽霊が写り込んでるってやつも、音が、ってやつも全くわからなかったですw
新
日本語字幕:松浦 美奈