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ヘレディタリー/継承のimnrのネタバレレビュー・内容・結末

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

例えば悪魔教信者やら闇の帝王復活やら。
欧米ホラーにある展開は日本人にはファンタジー過ぎるのが玉に瑕。
とりあえず韓国ホラーの「哭声(コクソン)」と同じく、辻褄が合わなくても高揚感のある恐怖のエネルギーを放出する作品という点で自分は好きです。

妹を過失と言えど葉っぱキメた末に殺してしまった兄が、警察での尋問シーン一切無く普通に家庭&学校生活を送るというリアリティの欠如笑、トニー・コレットの怪演(屋根裏部屋の扉に頭を高速ゴンゴンゴンゴン!とか。しかも息子追っかける途中普通に転ぶ突如の人間味!笑)、旦那が何故子供を連れて妻から逃げ出さないのかなどの理不尽まみれに苦笑いが込み上げつつも、個人的に怖い描写はしっかり怖かったので好感持てました。

自分の様にノリを楽しむのでは無く、ちゃんと理解したい人にはモヤモヤが残るだけの作品かも知れません。
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