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ヘレディタリー/継承のRのレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
4.8
めちゃくちゃおもしろい!!! めちゃくちゃおもしろい!!! けど、残念だ! この映画を初めて見る経験がもう二度とできないのが残念でならならない! 面白さがヤバイ! 冒頭の祖母の葬式シーンから何もかもが不穏。何かとんでもない事が待ち構えてる感が充満してて具合が悪くなる。ピカイチで不気味なのは主人公一家の(死んだ祖母の孫)娘チャーリー。まず顔が怖い。よくこんな怖い顔した子がいたもんだ。特殊メイクなのか?いつも無表情で時々舌をロッ!ロッ!鳴らす様が不気味すぎる。死んだ鳥の首をハサミでちょん切って大事そうに持ってたり、暗いしキモいし怖いし何なんだこの子は…。チャーリーの母のアニーは自分の母の死に悲しみを感じられない、と言い、家族を亡くした人たちのグループセラピーに行って、呪われた精神疾患一家の過去を語ったりしてる。父については割愛。息子のピーターは大学受験を控えた普通な高校生で、お目当ての子が来るってことで同級生たちのパーティーに行くねんけど、母の頑固なる言いつけでチャーリーを連れて行かなければならなくなる。マリファナやって音楽ガンガンでみんな盛り上がって、みたいな普通なノリのパーティーで当然浮きまくりのチャーリーは、ナッツ入りのケーキを食べて、アレルギーのショックで呼吸ができなくなる。ピーターは大慌てで病院に車を走らせるのだが、まさかの凄まじい出来事が起こる! マジで衝撃!!! え"っっっっっ!!!て声出て何度も見直した! マジかよ!!! からのとんでもなく恐ろしい肺腑をえぐり抜かれるような家族の呪いのストーリーがジワジワといやーなおもーいダークな演出で展開していく。まず、直後のオカンの延々と続く絶叫、すごい……おかんを演じるトニコレット、顔が凄すぎる。マジで凄すぎる。怖すぎる。夢と現実の見分けがつかなくなるシーンの顔、怖すぎて逆に爆笑してしまいました。息子さん怖がりすぎて泣いちゃってました笑 シャイニングのシェリーデュバルに張る凄さ。で、中盤過ぎたくらいから、何が何だか訳がわからない完全なるカオスが次から次へと続き、面白い! 面白い! 怖い! 面白い! これはファミリードラマなの⁈ ホラーなの⁈ ってなったあとで、えええええええええ!!! うそーーーん!!! そーいう話だったのーーーー!!! と思ってすぐに前半見直してみたら、実は最初から伏線だらけ…っていう。びっくり仰天!!! うますぎる! 話の運びが巧みすぎる!!! 最後逆にスカッとするくらいすごいっす! ネタバレになるといけないので何も語れないけどね! 一点、ちょっとだけクドいかなー、と思ったのが、主要人物が怖いものにゆーっくりゆーっくり近づいていって、その怖いものの全貌がだんだん見えるってシーンが何回もあって、うちいくつかはもうちょっとさらっとしててもええんちゃうかな、と思ったけど、どうなんでしょう。2回以上ちゃんと見るとその演出の理由も分かるかもしれない。1回目と2回目では見え方が完全に変わってまう映画なので、1回目は実に貴重な体験です。