磨

ヘレディタリー/継承の磨のレビュー・感想・評価

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)
3.4
愛知県のシネコンでは“コロナ”グループが大規模シネコンに先駆けて映画館復活。
観てる作品ばかりの中、とりあえず上映当時「コッ‥」の予告にビビって鑑賞を敬遠した本作が4DXでリバイバル上映していたので鑑賞しました。あの「ミッドサマー」のアリ・アスター監督の長編デビュー作品。

恐怖というよりも、視覚的にも精神的にも気持ち悪い作品。K.O狙いの豪快なパンチではなくジワジワとボディに効いてくる‥。そんなタイプの作品。
伏線の撒き方も含めてこの監督はそれが上手い。ここぞという時に流れるBGMもいい意味で不快です。様々な恐怖演出が出尽くした昨今、こんな感覚の映画が増えていくのでしょう。

4DXは本作に関してはどうかな?驚かせてくる系でもないからあまり合ってないのかも?序盤は全然動かなかったんで、久々の起動で壊れてるのかと思ったくらい。そして、終盤の糸鋸シーンでの水飛沫は最大級に気分が悪いぞ(笑)

で、ある程度予想していたけど観客は自分1人でした‥。営業休止前に観た「シン・ゴジラ」に続いての貸切4DX。私一人の為に大そうな機械をスミマセンでした(笑)そして1人だったので上映中はマスク外しましたが、自宅以外でマスク外したのは久しぶり‥。なんか素敵な解放感。
磨