ヘレディタリー/継承の作品情報・感想・評価 - 308ページ目

「ヘレディタリー/継承」に投稿された感想・評価

nishiyan

nishiyanの感想・評価

2.8
とにかくテンポがのろい。ある大事件が起こるまでは退屈極まりないわ。単なる家族のゴタゴタかいなと思て観てたら、急速に話しがオカルト方向に。せやけど、キリスト教が分からんもんが観てもイマイチ意味分からんわ。海外のホラーもんにありがちなパターンや。まあ、おどろおどろしい音楽と演出と顔芸で、まあ怖いのは怖いねんけど、ほんまの恐怖の根拠が分からんまま進んでしもた感じや。それに、ラストシーンは「これハッピーエンドなん?」と思てしもたわ。ほんま「なんやこれ?」やで。みんなわりかし評価しとーけど、ほんまに意味分かってんのかいな?分からんもんは、分からん言うたらどない?わしはハッキリ言うて分からんわ。映画の公式ホームページでネタバレやってんのも頷けるわ。わしみたいなんがめっちゃ多いんやろな。
yuki

yukiの感想・評価

4.7
緻密な組み立てで建てられた精巧なミニチュアのような映画。ホラーとしても最高だけど、ショットの数々や内包するメッセージは芸術映画のそれ。『ゲット・アウト』『シェイプ・オブ・ウォーター』『イット・フォローズ』始め、ダークなジャンル映画が脚光を浴びている流れの中の、ひとつの最終到達点にも思える。考えていることは沢山あるけど、まだ言語化できる感じではないのでひとまずメモまで。
く

くの感想・評価

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思ったより怖くない。途中までは。
クライマックスは……。

全体の雰囲気はずっと嫌な感じ。音も嫌。そしてストーリーも嫌な感じ。家族は愛。
公式のネタバレ解説読んでなるほどね。

このレビューはネタバレを含みます

聖なる鹿殺しの夜とエクソシストと足したような…

驚愕と緊張感をともなう恐怖と身のすくむ展開の連続で心が疲弊。
息子へのプレッシャーのえげつなさは心を病むレベル…

そしてサタニスト?!集団の
全て計算通りみたいな結末…

結局アニーは全て喪った。
自分の心さえも。

それにしても最後の宙吊り自殺シーンはさすがにやりすぎかと思ったけど
そうまでして首を切ることに意味があるのか?という疑問も出てきた。
アニーの自殺した兄さんや餓死した父もそうだったのか?


あとわからない事
三位一体を拒絶する。


以下蛇足の感想。とか考察とかまとまらない文章。
個人的な考えですが
超常現象的なものって
それを体験している人の脳内麻薬による幻覚(はたかたみたら)もしくは強い自己暗示による現実の改変みたいに思っていて
でだからアニーが体験していた事はそのように解釈していたのですが
ピーターが憑依されるシーンはアニー視点ではないからその解釈通用しないなあって。

アニーの乖離的な多重人格的な行動も
サタニスト一味による洗脳?薬物による暗示の可能性もあるのかなあって。
お茶に混入されていた異物とか。

にしても元々夢遊病であるアニーですが
それだってあの母親に育てられたのだから色々疑わしい。
夢遊病の発症時期も映画内では明らかにされていないので。
チャーリーのように元々それに近い何かに体を半分は乗っ取られていたと考えてもおかしくないよなとか。

そもそも王妃であるエリーがこの集団の始祖で彼女が呼び込んだという事か!?
結婚し子どもを得る事で
王を現世に呼ぶことができる?
それが王妃のつとめ?

万が一ここまで読んだ方がいたら
ありがとうございました。
うわ言みたいな妄言ですね我ながら…

でもそんな考察が広がる映画ですね。
深夜2:50 新宿TOHOシネマズにて。
隣に座ってるおねえさんはところどころ耳を塞いで鑑賞してましたね。

ラスト含め超常現象が古典的過ぎるのが個人的にこの作品のレベルを下げた気がする。そうするんだったら全てが神経が逆立ってるが故の幻だったら良かったんじゃ…

でも、全体的には過去のホラー映画の演出を良い方向にブラッシュアップしてる印象。特に映像とBGMの静→動の恐怖演出はとても良かったと思う!画面の端で何か見える…暗闇の中に何かがいる…何これ?からの〜?って映画館で観ると最高だな。思わず身を乗り出してしまった。

不穏な空気感、ノイローゼ気味な陰鬱さも和製ホラーに勝る勢いではあった気がします。

一つ謎なのがチャーリーの部屋とかに書かれてた英単語が何なのかよくわからんかった。悪魔崇拝系の単語?人の名前?かな。
ちょっと長かったけど、伏線が回収されたラストは「なるほどねぇ」という感じで満足。
そういう方向性ね!オッケー!
恐怖の正体がわかるとホッとする それまで怖〜
とにかくお母さんとチャーリーの顔が怖い
ショッキング映像も盛りだくさん

遠くから聞こえてくる轟音みたいなイヤなBGMが多い ブォーン………みたいなやつ
何とも鬱な作品かと。非難している訳ではなく気分を表現すると。
前半から後半のストーリーの転調が心地良く、行き先の分からない交通機関に乗っている気分であった。
皆がコメントしている様に画面の隅っこの方で変化があったり気付きがあったりするものだから画面を食い入って見なければならず非常に肩が凝る。なるべく予備知識を入れずに見た方が圧倒的に楽しめる作品だ。
sally

sallyの感想・評価

1.0
本作品、ホラーと言うよりオカルト映画、正直、怖くありません・・・・

この手の作品って作り手の自己満足なんだろうな、しかし、この手の映画には、情報にも予告編にも騙されるな・・・・

出ている役者さんは大変にやる気ある演技なんで、本作品の出来が可愛そうになるな・・・

しかも、ホラーって1時間30分位にまとめてくれると良いかな・・・2時間は長い・・・・

テンポも悪し、怖くもない、悍ましい雰囲気もない、気持ち悪くもない、話は面白くない、中学生の頃、「悪魔の棲む家」と言うこれも凄くつまらないホラーだったけど、それを上回るつまらなさ・・・・来年公開される「サスペリア」のリブート「ハロウィン」その後、期待していますよ。
またしても踏み込んではいけない領域に近づいた一本だったと思う。
これは、現代人特有の病なのだろうか…
古来よりある普遍的な何かなんだろうか…
そもそもホラー映画は、心のゆとりと どこかツッコミ目線があってはじめて楽しめるものなんだと思う。
そうでなければ、こんなもの拷問でしかない。
だけど、この映画は、観る者に揺さぶりをかけ、支配してくる。まともに受け止めてしまったらおかしくなってしまう映画である。
この映画を観る際、沈黙して観なければいけないという状況さえも苦となるかもしれない。
怖かった怖くなかった論は、この映画の前ではあんまり意味ないようにさえ思う。それでいてものすごく不謹慎に笑える映画でもある。それが一番怖いというか。
こんなものを観て楽しんでる自分やばいなという気持ちにさせられるというか。
恐怖というものを追求した先には、どこか可笑しみもあって とことん人を不快な気持ちにさせつつも、観終わった後に、よくわからない充実感さえ憶えさせてくれる。鬱映画なんだけど、それでいてホラー映画特有の高揚感もあって。
そして、ある意味では、究極のファミリー映画なのかもしれない。家族の呪い的な?(逆説的に虐殺的に)葛城事件なんかもそうなんだけど、親子の因果は根が深い。
この世で親子の愛ほど絶対的であると信じたいものはないと思う。けど、もしもそうでないとしたら…
もしも自分の脳が正常に機能しなくなっていたのだとたら…
これは、もう恐怖でしかない。

なぜこんな思いまでして、わざわざ映画を観なければいけないのか。それは、わからない。
けど、だからたぶんこの映画はまた観ることになる気がする。画面の隅々に発見があり、その発見の度に恐怖が生まれる映画。その完成度の高さに感心してしまう。

あまりの怖さと不謹慎さに人にはオススメできないんだけど、観た人と語りたい映画。僕は超絶面白い映画だと思いました。トラウマ覚悟で観たいかたは是非!

この映画を観る前にたまたま美内すずえの白い影法師を読んだのだが、監督がこの作品を読んでるとは思えない。霊的な繋がりを感じた。