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美人が婚活してみたらのmpcのレビュー・感想・評価

美人が婚活してみたら(2018年製作の映画)
3.5
東京の東が舞台の34歳女子等身大(風の)婚活物語

「勝手に震えてろ」と同じような寂しげな開発湾岸ロケーションや古い公園、マンションのベランダシーン、一人歌が多いなあとおもたら同じ監督だった(笑)

あちらは20代だけどこちらは洒落の聞かない30代半ば、幸薄目の愛人キャラの主人公が婚活奮闘するお話。

歯茎女優コンビ 臼井あさみと黒川芽以のテンポいい会話が面白い

婚活で出会う面白おっさんたちや、挙動不審の憎めないリーマン中村倫也、いかにもいそうなチャラい歯医者(笑)を田中圭が好演
タブレットで自分の持ち家(しかもマッチ棒ハウス(笑))をアピールするおっさん、数珠で肩が上がるようになったことをアピールするおっさん、美人局詐欺を疑い罵倒して去っていくおっさん、それぞれ憎めないキャラが楽しいね

ただ、身内に歯科医がいるので劇中台詞の「歯科医が金持ち」って言葉に違和感
今や勤務医はもちろん開業医もカツカツだよ(笑)外科医と一緒にちゃっかり歯科医も医者として婚活パーティーに出ててつっこまずにいられなかった!😹
家族稼業として歌舞伎界と歯科医を一緒に例えてたり、少し歯医者を美化しすぎでワロタ

テレ朝の深夜ドラマ風で気軽に見れた

しかし愛人キャラの主人公の恋の行方
、同年代の女性の共感、得たのかね?
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