恋活婚活最盛期。
水曜レディースデイ、満席。
黒川芽以演じるタカコが、「どこにでもいそうな美人」でリアル。服装もどこかパッとしないし、バリバリ仕事できるウーマンでもないし、めちゃめちゃ人間力高いってわけでもないし。
前半のおじさまたちとの件は大袈裟ではあるけど、あーあるある、ってポイントも多くて面白かった。レイザーラモンが。。。
ただただ中村倫也を中村倫也として見てしまうので、イケテナイメンズ役(…かなぁ、最高だったけど)だけど、たくさんキュンとしてしまった。劇場にだいぶ笑いおこしてた。かわいい。
田中圭はもう田中圭でして。最高にカッコ良いけど残酷なまでにクソ野郎。タカコと矢田部の最後のシーンでは、少しは心が動かされた、と、信じたい。
何よりいいのはやっぱり臼田あさ美だなあ〜〜。すばらしき幸薄感。そしてタカコとケイコの喧嘩のシーンの感情表現が最高。あてもなく婚活をするタカコとの対比で、ケイコの結婚生活はこれもやっぱりリアルで。家に帰る、夫につくった晩御飯は手もつけられずに、ビールの空き缶2本と脱ぎ散らかした服が。追い討ちに近くに住んでいるのか、同居しているのか、義母からの「おかえりなさい」のライン。実
の母からの電話のシーンも胸張り裂けそうになったわ〜。
大九さんは女性の尖った複雑な心理描写がお上手。勝手に震えてろもそうだったので期待していたけど、良かった。
随所随所に、共感ポイントが多くてリアルで自分にとってはグッときた映画でした。
お寿司のたべかた〜〜!!!!