ダイセロス森本

意表をつくアホらしい作戦のダイセロス森本のレビュー・感想・評価

意表をつくアホらしい作戦(2018年製作の映画)
4.7
ドーナルさんの破壊力よ。ドーナルさんのために見たんだよ。
伝記映画だけど面白さがあり、最後にやられてしまったー!こんな不思議で愉快で半分フィクションのような伝記映画見たことない。終わり方なんて気にせず見ていたらあれまあっさり、まさかそういう終わりかたをするとは!なんていうドッキリ。
たぶんこれを仕掛けたのも、彼なんだろうなあと思うと、映画って人が蘇るんだな~と感じる。

黒髪メガネ、正統派ドーナルやばすぎるね、一番落ち着きがあって一番ダグと仲が良くてスマートであの顔はさっすがに存在しないでしょ!。
天才に振り回される人って面白いなあ。今作はどちらかというと振り回される人たちがしっかり描かれるタイプの映画だったので苦労が伝わってくる。天才ダグの苦悩はやっぱり聞けなかった分、ちょっと違ったかも?

お金の件で暴れるダグのよこで硬直しちゃって、たまたま手に近かった額縁だけちょこっと押して壁から落とす参戦の仕方がひたすらかわいいドーナル。tempting だわ。。。!!!


タイトルもイメージもよし。楽しめてライトな映画で人生をまとめてもらえるなんて、よほど良い人だったんだろうなあと。そんなことを考えておりました。