なすび

四人の息子のなすびのレビュー・感想・評価

四人の息子(1928年製作の映画)
4.0
めちゃめちゃおもしれーフォード、この人作家性つよい職人て感じがするところがおづーづと一緒で好き、かっこいい〜!

映像での情報量はんぱない…相変わらず奥行きな!二重三重四重に奥で何かが動いてる…!この作品はフォードがムルナウのもとでドイツ表現主義を勉強した後に撮られたものらしい。ドイツ表現主義をあんまり見てないのでどういうところに影響が出ているのかよくわからなかったけど、なんとなく自分がメモしたところそれっぽいかも

(メモ)
引き出しに貼ってある名前のシールから息子を回想する母親で息子が一人ずつどんな人となりか紹介していく

軍のかっこうをした犬(軍に従順なもの)を写した後で、軍の前を通り過ぎる猫(軍に逆らうもの)を殺すことで軍の非情さを見せる

訃報(黒い線が入った手紙)を持った郵便員につきまとう黒い犬、吉報の時もいるけどめっちゃしっぽ振ってる!

ドイツ表現主義、郵便配達員の落ち込み具合とかを影で表現するところ?


村の様子コメディなところもたのしい
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