こ

5時から7時までのクレオのこのレビュー・感想・評価

5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)
3.0
ここ最近観ていた映画はどれもやたらと脂汁ギトギトな胃もたれするような映画ばっかだったので、ここらで全く雰囲気の違う映画を観られてよかった。クレオが美しい。あんな髪型似合うってやっぱすげぇなと思ってたらまさかのカツラだった!でもショートカットも素敵。というか、ちょっと街を歩くだけで、本人としてはめっちゃお洒落してるわけでもないんだろうけどシックにビシッと決まってるのが素敵。こういうのを本当にお洒落な人というのかしら。

劇中で流れる時間と上映時間がほぼ一緒だと思うんだけど、クレオだけに寄り添うでもなくかといって突き離すでもない、他の登場人物に肩入れするでもない、その視点がなんだか心地よかった。めちゃくちゃ面白いと思ったわけではないけど飽きずに観られた。
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