ももさく

Be With You 〜いま、会いにゆきますのももさくのレビュー・感想・評価

4.5
天国と地上の間に雲の国がある。家族の記憶から消えるまで暮らす場所。ペンギンのお母さんは雨粒列車に乗り駅で赤ちゃんペンギンに会う…。幸せな時は過ぎ梅雨が明け…。

そんな絵本を読んでいた男の子ジホ。

登場人物→父(ウジン)と息子(ジホ)とその母親(スア)、高校からの友人でパン屋のおじさん、意地悪な上司と優しい職場の女性、ジホのクラスメイト、お見合い相手で占い師、クラスメイトの母親他。

  「僕の事置いて遠くにいかないよね?」

日本バージョンを初めて劇場で見た時に作りの良さに感動した事を凄く覚えている。韓国バージョンもあると知り初めて鑑賞。

ほぼほぼ同じな感じ。日本バージョンと違う最初のペンギンで心掴まれちゃいましたけど。

プール、運動会、足の長さと速さ、トンネル、トッポギ、火傷、ノルウェイの森、左利きダンス、鼻血からの3年間、公衆電話、入隊通知書、ボールペン、ポケット、四葉のクローバー、お誕生日ケーキ、積まれた枯れ木、学芸会、子供達の夢、学生の頃からの日記、手紙も印象的。

「モテない人には、それなりに理由があるんですね」

ソン・イェジン演じるスアの大学時代の格好がミニスカートで可愛らしい。ただお天気予報のお姉さんとか保育園の先生もミニだったりピッタリした服なのは違う意味で目がいったな。

  「うまくいくの、そう決まっているの」

理由は、あるにせよ、幼い頃から、家事を学んでおくのは、とても良い事だと思う。

  「あなたたち、皇帝ペンギンみたい」

全てが明かされる後半がとても好き。人の本心なんて見た目や態度だけでは分からないものと言う事。私は日本人だからか日本バージョンのが役者や音楽含め好きだけど、どっちにしても、やっぱりいいよ。どっち見たって必ず感動しちゃう。

現実的に言えば虫が沢山出そうだけど自然の感じとか家も素敵。