福岡県民なら一度は何となく聞いたことのある、辛子明太子の開発者・川原俊夫がモデルのお話。地元ではお馴染みのローカルタレントたちが訛りの強い博多弁で織り成す人情劇。
せっかくなので博多弁で感想を。
福岡県民の私は普通に面白かった。でもありきたりっちゃあありきたりな話やし、これ福岡以外の人が見て面白いとかいな？
博多華丸さんの演技とか大げさに見えるかもしれんけど、福岡ってこういう声がデカくてしゃーしーおっちゃん結構おるけん、実はそんなに誇張して演技してないっちゃんね。
私は山笠のある地域に住んどらんけんそこまで詳しくけど、山笠のある時期は家のことより山笠優先の旦那さんとそれを裏方から支える奥さんが珍しくないのは知っとるけん、この旦那さんば見て別に腹は立たんかった。
制作が地元の情報番組「ももち浜ストア」とかを手がけるVSQってのは何気に凄いと思う。映画やドラマのノウハウ持っとったと？最近の昭和以前の時代を舞台にした映画やドラマって、空気感が小綺麗でどうしても違和感を覚えてしまうっちゃけど、この映画はちゃんと戦後間もない昭和の垢抜けない雰囲気があった。これは私の中でかなりポイントが高い！
面白いのがこの映画ば居間で見よったら、一人、二人と家族が集まってきて、結局家族全員で見ることになったこと。福岡県民ホイホイやね。
画的にちょっと気になってしまうところがあったり、最後の方はやり過ぎな感じもしたけど、おまけして★4で。
ゴリけんさん、コロナに感染してしまったって聞いたけん心配や…。
