心にしみる作品でした。
親しい人のぬくもり、自分が家族や周囲の人に大切に育てられたことを思い出しました。そして亡くなった人たちを思い、悲しくなりました。
沖縄の温かい空気感、サンゴ礁で囲まれた海、山羊が一匹繋がれている光景の中に家族・親族が母親の洗骨のために集まります。
父親役を演じた奥田瑛二の役者魂を感じました。
娘が作った朝ごはんを食べているシーンが一番。
内容については敢えて詳しくは触れません。
ゴリこと照屋年之監督の長編2作目ということですが、これから楽しみです。
中江裕司監督の「ホテル・ハイビスカス」のような温度が伝わってくると思いました。
”お墓参りに行きたくなる”映画という点では大林宣彦監督の「異人たちとの夏」以来で感涙でした。
お勧めです。