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洗骨のkaiのレビュー・感想・評価

洗骨(2018年製作の映画)
4.1
心にしみる作品でした。
親しい人のぬくもり、自分が家族や周囲の人に大切に育てられたことを思い出しました。そして亡くなった人たちを思い、悲しくなりました。

沖縄の温かい空気感、サンゴ礁で囲まれた海、山羊が一匹繋がれている光景の中に家族・親族が母親の洗骨のために集まります。

父親役を演じた奥田瑛二の役者魂を感じました。
娘が作った朝ごはんを食べているシーンが一番。

内容については敢えて詳しくは触れません。
ゴリこと照屋年之監督の長編2作目ということですが、これから楽しみです。

中江裕司監督の「ホテル・ハイビスカス」のような温度が伝わってくると思いました。
”お墓参りに行きたくなる”映画という点では大林宣彦監督の「異人たちとの夏」以来で感涙でした。

お勧めです。
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