このレビューはネタバレを含みます
・がっつりちょこちょこ笑わせにきよる
・おばさんがかっこいい
・ラストカット
まず洗骨って風習をこの映画で知ったので今後人に話すと思う。沖縄のあぐにで伝わる風習。人を火葬しないで風葬する。4年の月日をかけて白骨した遺骨を家族が洗うというもの。
監督がお笑い芸人のゴリさんということで最初から笑わせにきた。真面目なトーンの映画だと思っていたのでそれだけではないということがよく分かった。
水崎綾女さんめっちゃ美人で臨月の妊婦役。妊娠して島に帰ってきて色々噂になるという役どころ。
特筆したいのがとにかくこの映画おばちゃんがものすごい。島の商店でのおばちゃんの啖呵カッコ良かったです。人の不幸は蜜の味、蜜は毒にもなるって噂話をする人を一喝。この噂話をする人たちも伏線。
洗骨のタイミングでの出産というシークエンス。まじでラストカットが赤ちゃんと髑髏。迫力あった。自分は手術シーンがあまり得意ではないので出産シーンは目を覆ってた。だけど「命を繋ぐのは〜」の台詞でハッとされた。そうだよな俺子ども産めないやって思った。
奥田瑛二は4年間ずっと苦しんでいたんだなあ。それはめっちゃしんどいなあ。お兄ちゃんも中々いい出せなかった。おばちゃんほんと良いこと言うよなあ。
あの世もみれたし良い映画だった。
そうそう「うるせー！」は場内爆笑だったし自分もめっちゃ笑ったw
