今何を観ようか迷っている人が居たら間違いなくおススメしたいのが、この映画!(グリーンブックももちろん良いけど!)
タイトルでなんとなく避けてしまったり、誤解する人もいるかもしれない。
確かに「死」をテーマにした映画ではあるけど、決して暗かったり宗教じみたところはない。
単純に笑って、沖縄の景色に癒されて、気づいたら涙している…!
これは「命」が繋ぐ家族のお話。
シリアスな内容ながら、笑いが本作の一番重要なエッセンス。
さすがガレッジセールゴリ監督。冒頭5分から笑いました!
キャラクターも良くて、信子叔母が最高。
映画としては荒削りな部分はあるけれど、一貫したメッセージが感動とともに心に響く、ラストに向けてのドタバタ劇は本当に見事。
「洗骨」という儀式に対して、正直理解し難いと思っていたのがふっとその意味に気づかされて腑に落ち、涙が出てしまいました。
きちんと「洗骨」を見せてくれたのも、衝撃ながら納得できた一因でもある気がします。
劇場では笑い声が何度もあがり、エンドロールの「童神」にみんなで鼻をすする。とても一体感を感じる体験でした。
ぜひ映画館で観てもらいたい一作です。