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洗骨のmameのネタバレレビュー・内容・結末

洗骨(2018年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

予想外に怒涛の展開&コメディ、面白かった。
単純に地方ごとの葬送文化に興味があってこの映画を観たけど、洗骨の儀式をきっかけにした家族の再生・再出発の話。

洗骨:沖縄県・粟国島の、死者を風葬し3〜5年後、その骨を海水等で洗って再度埋葬する風習。
粟国島は東側・日が昇る方に生者が住み、西側・日が沈む方に死者が眠る島。

バラバラになってしまったように見える家族だけど、洗骨の儀式を守っているし、お母さんへの気持ちと家族への気持ち、それぞれ同じ思いを持っている。
方言のゆるい雰囲気に癒されるし、死と誕生の対比、女性陣の肝の座り方、男性陣の気の弱さの対比も面白かった。
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