洗骨のネタバレレビュー・内容・結末

上映館(20館)

「洗骨」に投稿されたネタバレ・内容・結末

妻を亡くして4年経っても受け入れられず酒浸りの父、エリートだが妻子と上手くいっていない息子、未婚で出産間近の娘。この3人が母の洗骨の儀式や娘の出産で、頑張りまくるお話。くたびれ加減が何とも言えない奥田瑛二はじめ、役者さん達がすばらしい。特に信子おばさん演じる大島さんが最高。いくつか名言飛び出します。
クスっと笑えて、ホロリと泣けてほんとなにいい映画でした。
ゴリ監督、すごい!!
出産シーンが無理

あと
「お母さんですよ〜」
「そういうのほんとやめて」
(髪留め取り返し、付いた抜け毛をぺっと捨てる)

一連の動きが生理的に無理な男に対する反応にしか見えず、一瞬笑ったけれど違和感が残りました
【沖縄県 粟国島の風習"洗骨"。4年前に亡くなった母の洗骨に集まった家族を描いた映画】

洗骨(死者を風葬し、骨だけになった頃に掘り起こし、その骨を洗う)という重いテーマでしたが、重くなりすぎないようにコメディ要素が入っていて観やすかったです!
沖縄の風景もとても綺麗!!

洗骨のシーンは衝撃的でした…
頭蓋骨には髪がまだ付いていて、骨は血や肉が染み込み茶色に汚れている。
母・恵美子さんの変わり果てた姿には息を呑みました。
同時にそれを一つ一つ丁寧に洗っていく、家族の姿に深い愛情も感じました。

洗骨後は予想通りの展開(^^)
ドタバタが終わり、生まれた孫と恵美子さん(頭蓋骨)の対面のシーンがとても印象深かったです!!
「命は女が繋ぐんだよ」

沖縄の離島 粟国島を舞台に亡くなった人を"あの世"へ送る風習「洗骨儀式」
先祖を敬う沖縄の文化を軸に離散しかけた家族が再生するストーリー。

監督は照屋年之(ゴリ)
優しい人が撮ったら郷土愛溢れるいい映画になるんやね。カバーショット綺麗でした〜島の風景と三線の音色、純朴な島の男としっかり者の女たちが生きている。

信子おばさん大活躍!
面倒見が良くて頼りになる、ピリッとするけど
にいにいの背中をさする姿は菩薩やん!
「人間無理すると何かが壊れる…」なんて

命の重みを子宮に宿す娘
パンパンに臨月のお腹で帰省やから案の定 出産シーンは誰もが想像したでしょう。
Q太郎はナイチャー(観客)目線でいい仕事をしていたと思う。序盤はあんまり笑えなかったけど、お父がジューシー食べたあたりから泣けて笑えて、謙虚なお父の言葉に心が震えました。
久米仙の呑み方がヤバイ。自分を責めてヤケになって傷めつけてるお父「…。」

島の東側に集落"この世"があり西側には"あの世"がある、あの一線を越える儀式も大真面目



さっそく帰って沖縄人の旦那さんに聞くと👂
粟国島ではない島ですが、幼い時オジイの洗骨に立ち会った記憶があるそう…長男のおじさんが洗っていた。葬式後、遺体を棺に入れる島もあれば、そのまま洞窟に安置し鳥や蟹に啄ばまれる島もあるんだそう。それぞれの島で異なる儀式なんだそう。
先祖を大事にするので、お盆に先祖が帰ってくるために家の玄関は西向きに造られていること。

島ごとに方言もイントネーションも違うので、自分は本島の言葉はわからないとよく言う。
映画は沢山の人に理解してもらえるよう分かりやすい言葉でほぼ普通に表現されていた。キャスト全員が沖縄出身者ではないけどキャラクターの整理が上手い。

予告編動画を見せたら、ネーネーズの古謝さんの「童神」を聴いて泣く旦那さん「島に帰りたい!」と…
ここにも純朴な島んちゅがおった。
泣ける映画なのかと思ったら(勿論泣いたけど)、とても笑える映画でもあり驚いた。芸人のゴリさんが監督脚本ということもあり、どこか漫才っぽさの笑いが続く映画だった。沖縄の民俗学的事象をテーマとし死生観を問う映画。最後の「骨を洗うと同時に私たちも洗われる。祖先とは今を生きる私達なのだ」というセリフが心に残った。
音楽も沖縄の伝統的な音楽がベースとなり、主題歌も感動をより一層際立てている。
笑いと悲しさと感動。私が映画で味わいたい感情が揃ってた。子供の「セーックス!!!」は尾を引いたな。
水崎綾女ちゃんかわいいわぁ。
しかし名古屋の美容師の店長がみんなあんな感じではないから!!笑 そこんとこよろしく。
すごいいい題材だし良いところもいっぱいあったんだけどなぁ
好きでないところの方が多かった。
そのほとんどが日本映画の嫌いなところでそれ無くてよいやんって何箇所もなってました。

個人的な好き嫌いだから書き連ねたりはしないけど一つだけ!
髪まとめるやつ、バンスクリップ?あの場面だけはドン引きしてしまった。

でも良いところもいっぱいあったんですよ。特に水崎綾女さんがよかった、本当によかった。
おばさん役が肝。洗骨シーン、棺桶を開けたところあたりから自然と右目から涙が一筋流れていた。
ちょいちょいクスリと笑えるところがあるが、生活していく中でのリアルなかんじが良く描かれていたと思う。風習には馴染みがないが大切なことなんだなぁ。

沖縄県粟國島に伝わる風習、洗骨。それは、風葬によって弔った死者の遺骨を数年後に遺族で洗うというもの。母の恵美子を亡くした剛と妹の優子は父の信綱が住む粟國島に帰ってくる。しかし、久しぶりに帰ってきた優子は妊娠しており、また、母の死を受け入れられずお酒に逃げる信綱を剛は責める。数日後に洗骨を控えた家族は母の死と向き合い、家族と、そして自分と向き合っていく。

なかなか上映されてる映画館がなく、ようやく都合がついてマークイズ福岡で夜10時からの上映。人もまばら‥というか、スッカスカ。あんまし話題になってないし、しょうがないか。職場の先輩に勧められ、ゴリが監督?へぇ〜。期待せずに鑑賞。
バカ!俺のバカ!
なんて才能なんだろう。結構な頻度でシュールなギャグにどハマり。キャラも立ってて、登場人物みんなが生きていた。文句無しで面白い!もっとみんなに見て欲しい!
それにしても、あんなにヘビーな風習があるんですね〜、粟國島の人たちからしたら普通なんだろうけど、やっぱり怖いですよね。日の出る島の東は生者が、沈む西は死者が住む。子供からしたらトラウマになりそうなもんだが。笑
ただ、信綱、剛に優子それぞれが母を強く想っていて、洗骨のシーンはなんというか、すごく感動した!愛する人なら骨すらも愛せるのか、恵美子の頭蓋骨が映された時はギョッとしたけど、信綱が大事に抱くその頭蓋骨を見ていると、そこに恵美子がいるように、いや、いるんだと思えました。
まずは奥田瑛二の存在感。ヨレヨレのジジィ役ではあるが、姿が映るだけで画面が引き締まります。
ご飯を貪り食うシーン。それだけで胸アツになりました。

また物語には途中から関わるのが ハイキングウォーキングのQ太郎。
ゴリが監督だからそりゃ芸人さんを使うのは当然のバーターキャスティングかと。見た目だけで笑いを持っていくのも微妙やなと思ってたけど。
その“抜け具合”が案外ハマって見えてきて。

ある場面では観客がうっすら持つであろう疑問をストレートに言葉にしたり。ちょっと緊張感が増してきた辺りで笑いを持ち込んだり。
まさに緊張と緩和をひっぱるコメディパーソンとして見事でしたよ。

どうにも行き詰まった関係が、決して大きなそれではないにせよ、家族の中で起きる事件に揺さぶられ。
味、髪を挟むクリップが思いをつなぎ合わせて。

突然の漁で笑顔が見られたときに、いや~良かったなと(笑)

以下ちょっとネタバレになってきますが。

クライマックスとなる洗骨の場面。
その“現物”だけ見ればなかなかの絵面だけども、黙々とそれを行う姿には、一般的な火葬場でお骨を拾い上げる以上の 深い思いが伝わってきて。
なんとも厳かで 神々しいシーンでした。

さて、概要からして 人を送ることと 新たな命を迎えることが対になっているオハナシであるとは想像がつきましたが。
その2つのセレモニーをそう並べるか~というのは意外でした。

出産時にアソコをジョッキン!というのは聞くことはありますが。
それを あんなかたちで織り込むというのは、オトコからすると 想像を絶する描写でありまして。
あることなんでしょうけど、斬新でしたねぇ。

さらにさらに、最後を締めくくるラストカット。

メッセージ性はすごくわかるけど、見ようによっては ちょっとグロいかな?
でも『湯を沸かすほどの熱い愛』のエンディングを彷彿させられたというか。
そういう意味では これもありかな。


夫婦というものは互いに求め合ってなるもので。だからこそ責任は負わなくてはいけないと思うし。
でも背負いきれないとなったら、別れを選ぶことで何がしかの救いを得られると思います。

親子。親は選べないとは言うけれど、よくよく考えたら親だって子どもを選べないよね。育て方でどうにかできるとしても。
そんな好むと好まざるにかかわらず。切っても切れない関係が親子であって。

親が作った借金を子供が返すというのも(一概には言えないが)複雑な思いはあるだろうし。
幼い頃は 上からいろんな言葉をかけられていたであろう親から「すまない」「お願いだ」と頭を下げられることの座りの悪さ。寂しさ。

ひとくちに“家族”と言っても“夫婦”と“親子”ではまた違うバランスがあって。
なんなら家庭それぞれで違うところもあるはずで。難しいものだよね。

なんだかそういったものを ヒシヒシと振り返させられました。

芸人という異業種監督と思ってなめてたら ものスゴく素晴らしい出来だったという。
作中での緊張と緩和は 笑いの見せ方として上手い見せ方ですが。そのクライマックスでも葬送と生誕で攻めるというのも見事だったですよ。
ホントに素晴らしい映画でした。見て良かったです!!
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