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「洗骨」に投稿された感想・評価

AyuAyu15

AyuAyu15の感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

テーマがテーマなので仕方ないのかなとは思うけど、説明的な台詞が多くて興醒めることが何回もあった。もっと演出の仕方でなんとかならなかったのかな。洗骨とはどういうものかみたいなことを説明するのは仕方ないのかなと思うけど、それは観客が見て考えることだろ的なことを登場人物がこういう風に捉えてください的な台詞で喋るのはどうなのかなと感じた。映画なんだからもっと別の方法で表現して欲しかったな。絵の美しさとか俳優さんたちの演技とか台本とか。

すごくシリアスなのかなと思うと随所にコメディタッチな横槍が入るのだけど、そのセンスもビミョーだなぁと思ってみてた。みんないい奴みたいなことを言いたいのかなとか、シリアス過ぎないように笑いを入れたとかなんだろうけど。
コメディ入れるなら本編もなんていうか、もっとそれが活きる流れを作るべきだと感じたのだけど…見終わって字幕見てたら監督ゴリさんで吉本でしたか、しまった、それを頭に入れてから観るべきだったか、そうしたらもっと好意的に観られたかも?

とは言え、先ず辛口の感想を書いてしまったけれど、こういう自然とともに生活するとか、死や生がすぐ身近に隣り合わせにある生活とか、昔から憧れたなぁ〜。今も憧れる。
洗骨という沖縄の粟国島の風習がどういうものなのか映画としてアリアリと分かるのは本当に興味深くて観てよかった。
死んだ時と4年後の洗骨の時、この島では死者は2度も遺族に丁寧にお別れをしてもらえるんだなと思うと何だかいいなぁ〜と羨ましい。
命を大切にする文化だなぁと思う。
ただ、この映画みたいに生前愛されていた人なら2度のお別れがいいものになるけど、嫌われ者の場合はどうなるのかな?なんて思ったりもする。興味深い。

そしてお産は病気じゃないから私も助産院で産んだけど、懐かしいいい思い出だなぁ。最後、せっかくあんなに綺麗な海が目の前にあるんだから海の中で産むとか、せめて赤ちゃんの産湯が海、とかだったらもっと『私好み』だった…(私のためにある映画じゃないんだからねぇ私ったら)

こういう暮らしには憧れるけど簡単にこんな暮らしが出来るとも思っていなくて、だからたまたまこんなところが実家の人と結婚とか羨ましいなぁ〜なんて思ったり…それはそれで大変か。そんなこと言ったら何でも大変か。
だったらやっぱり、やっぱり、憧れるなぁ〜、こういう暮らし。

個人的に、ユーコが作った朝ごはんのなんか混ぜご飯みたいなの、あれ絶対食べてみたい。
それから、道端の山羊と、チャッチャッと鳴くヤモリが可愛かったです。
それと、綺麗な海で男達が網で魚を捕るところ。あんなことで力を合わせたら仲悪くてもいっぺんに打ち解けますわ。

つい泣いた場所は、その混ぜご飯みたいなのをお父さんが食べて泣くとこと、頭蓋骨を清めて抱くところと、赤ちゃんが産まれたところ。
泣きどころで泣けなくてガッカリしたのはお父さんが酔って怪我して医者に連れてってもらって帰る時の親子3人で医者の玄関でのやりとり。う〜ん、もう少し。
Masa

Masaの感想・評価

3.8
未だにこんな風習が残ってるとは。
日本だけど日本じゃないような、そんな雰囲気が沖縄にはあるなー。
家族、そして先祖を思う気持ちは大切。

このレビューはネタバレを含みます

https://umemomoliwu.com/senkotsu
セイ

セイの感想・評価

4.4
これは面白かった。小津の「東京物語」みたいな家族映画。洗骨という風習でオリジナリティもあるしガレッジセールのゴリに、こんな才能が。
茉恭

茉恭の感想・評価

3.7
ゴリさんは初監督作品なのかしらと思ったら、過去にも何作か撮ってるのね。その割に時間経過の描写がいまいちだなあが最初の感想になってしまった…。

他の監督さんにはない素材だけれど、演出はたくさん見て勉強したほうが良いと思った。
美しい土地、美しい人々だから、余計にね。
コンビニのおばさんがやたらリアルなのは良かったけれど。

奥田瑛二が、いまは亡き父親にそっくりで、
顔かたちではなく、父もまた母を先に亡くして孤独の中で生きていた人だった。
そこがどうしても重なる。

心配してくれる人が居るって幸せなこと。
心配する人が居るって幸せなこと。

骨が気持ち悪くないギリギリで、美術スタッフさんすごいなと思った。

沖縄の光と影、まだまだあるんだろうな。
ぜひ美しい時間経過を勉強して、もっと美しい作品を見せて欲しいな。
michinori

michinoriの感想・評価

4.0
洗骨…初めて聞く言葉で、実際に残る風習。
火葬では無く、故人の骨を洗い葬る。。

終始、重めの内容かと思いきや、随所にコミカルなところもあったりして、これも監督ゴリさんのセンスなんでしょう。

先祖とは繋がっていて、また生きてることを自体を大切にしなければならないし、生まれてくる命も大切にしないといけない。。。当たり前のことがホント重要であることが伝わる。

家族同士、身内も含めた絆も大切です。

奥田瑛二の演技も良く、前向きに出来ない自分を上手く演じてました。
その他役者さんもしっかりツボを抑えた演技で良かった‼︎
みやん

みやんの感想・評価

3.9
奥田瑛二さん
弱々しい男性の役回り
こなす事出来るんだと
改めて驚嘆いたしました🙏
すごい役者さんです🙏
コメディタッチにて仕上がっているかして
すごくヘビーな風習すらも
すーっと自然に理解出来ました🙏
ryon

ryonの感想・評価

4.3
まずゴリすごいね!
重たい題材かなと思ってなかなか観るまで時間かかっちゃったけど、クスッと笑えるシーンが織り交ぜられててとても観やすかった^_^

なかなか今の時代には受け入れがたい変わった風習だけど、それ以外のことはよくある家族に流れる時間。
山あり谷あり、人には多少の難あり。人間らしさがよく描かれてる。

黙々と骨を洗う時間は命を繋ぐ儀式。
故人を偲ぶと言うよりは、残された者が生きることを考えさせる時間のようだった。
この映画を観てお葬式や法事の捉え方が少し変わった。

そして奥田瑛二さんの演技がとても良かった。
息子と喧嘩した翌朝、じゅーしーを食べるシーンはぐっときた(T^T)
奥さんは偉大だったんだね〜
にーな

にーなの感想・評価

3.8
素敵な風習だと感じました

生も死も自然な事で
身近にある事
のんchan

のんchanの感想・評価

4.9
思い出して書きます。
鑑賞直後じゃなくてもずーっと心にしっかりと刻まれた作品だから‼️

映画予告を観た時から、絶対に観たいと思った作品。
ガレッジセールのゴリさんが脚本・監督するなんて凄い才能!
奥田瑛二をどう操るのかも見ものだなと思っていました。


沖縄の離島・粟国島に残る風習【洗骨】をテーマにしています。
聞き慣れない言葉でしたけど、作品を通して家族の絆・祖先とのつながりをしみじみ深く考えさせられる素晴らしい作品に仕上がっていました。

亡くなった人を土葬や風葬をした後、4年の月日を経てから、家族みんなで骨を洗う儀式なんです。
ちょっとギョッとする話ですけど、それがなんとも神聖で涙無しでは観られません。

でもそれだけだと神妙になり過ぎる感があるので、そこは芸人さんの笑わせたい精神がてんこ盛りになっています。

キャストも皆さん適役で良かったし、笑って泣いて、また泣いて、そして笑える。
なんともほっこりとする最高傑作だと思います🌟