みんと

パッドマン 5億人の女性を救った男のみんとのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

インドは生理後進国だった。
インドでは生理ナプキンは無く、生理の血は穢れとされて家の中の半分外のような部分で女性は7日間を過ごすことを強いられていた。
また女性自身も生理を恥と思い人に隠し、家の中に入りたいと訴えることもなかった。
そんな中でこの映画の主人公は妻大好きな男で、七日間一緒に生活できないことが我慢できず手製の生理ナプキンをつくる。
最初は仕組みを理解しておらず、失敗し、周りから煙たがられ、女性のことに口出しするなんて恥知らずだと罵られるが汚い布を当てているんじゃ妻をはじめとした女性たちが婦人系の病気にかかってしまう、、、と、ナプキンを研究し制作した。だが周りからは奇妙な人だと扱われ、恥と思われ妻の家族から離婚を迫られる。2人は離れ離れになったが、主人公はひたすらナプキンを作り始めた。
海外の材料を仕入れ、仕組みを理解し、とうとう高品質なナプキンを制作したが、それでも男の事を奇妙と思い商品を使って見ようとする人は現れなかった。そんな中主人公に協力してくれる女性が現れる
主人公が作り、女性が売る。主人公が渡しても受け取られなかったものが、女性が売ることによってお金で売買できるようになった。世の中の女性によくあることだが、男性に生理のことについてとやかく言われたくないし話を振られるのも嫌だというのが理由だった。むしろ女性同士では情報を交換し合えるし、恥を感じる必要がなかった。
2人は協力し合いながらナプキン工場を大きくし、雇用を増やし、各地に工場と雇用を作っていった。そして男は賞を取ってアメリカで賞賛され、紆余曲折あって妻も戻ってきてハッピーエンド
いい話だった。
みんと

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