じゅんP

パッドマン 5億人の女性を救った男のじゅんPのレビュー・感想・評価

3.8
まず脚色もあるとは言え、2001年頃の話だってことが衝撃。本筋とは少し外れるけど、視野の狭い因習って変に信仰と結びついてたりしてこわい。

主人公もあまりにも自分の中のゴールに一直線に猛進するので何度もこわいこわいって思わせられながらも、あの意志の強さと行動力がなければこんなに迅速に変わることはなかったわけで、改めてヒーローの力は偉大。

元のエピソードが原石として輝き過ぎてて再現ドラマの域を出ない部分もあったんですが、映画の伝える力と彼の伝える力が渾然一体となって、より多くの人の心に火を灯し続けていく熱いサイクル…パッドマン万歳!パッドマン万歳!(バーフバリの要領で読んでください)

なにぶん人間としての器が小さいので、家族や同郷のやつらのあからさまな手のひら返しを主人公が何事もなかったかのように受け入れる様には「はぁ?」ってなりました。はぁ自己嫌悪。
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