tumugi

パッドマン 5億人の女性を救った男のtumugiのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ボヘミアンラプソディーは、とても素晴らしく私も二回観に行ったけど、
このインド映画🇮🇳
負けてない!!!!
もっと多くの劇場で、上映されたら良いのに!!

あまりにも真っ直ぐなラクシュミに、
泣かずにはいられなかった。
だって、全ては愛する妻を思って始まった事。真っ直ぐが故に、周りが見えなくなって、本当に大事な物が離れて行っちゃうなんて。
玉ねぎマシーンも、自転車の椅子も、いつもいつも彼女の為だったのに。

どこの国にも、その国の普通とか常識とか風習とかってあると思う。
でも、過去に敬意を払いながらも変えていかなければいけないことも多いと思う。
保守的な人は、変わる事や人と違う事が怖いんだと思う。
私も、ラクシュミのように周りがどう言おうとやってみなければ気がすまないところがある。でも、あれだけ騒ぎになったら諦めてしまうと思う。
でも、彼は思いを貫いて
結果として、たくさんの人を救ったし、
しかも、自分の金儲けではなく
女性たちの仕事を作る事まで考えた。
自分が裕福になる夢を持つ人は沢山いるだろうけど、
他人の仕事や収入についてまで思える人は少ないと思う。
でも、他人を思える彼だからこそ
この偉業を成し遂げたんだろうな。
本当に、尊敬する。

最後のスピーチも、彼らしく誠実に自分の言葉で伝えているのをみて勇気をもらった気がした。
流暢な英語でなくても、言葉に熱があれば伝わるんだなぁ。
スピーチのなかで、インドは色々な物が十分ではない。でも、十分じゃなくて良かった。十分じゃないからこそ、作ろう!とかなんとかしようとしたんだ!!
というような事を言っていた。
不便な事に文句を言うのは簡単。
でも、その不便や足りなさをプラスにしていくポジティブさ!!
ステキがすぎる!!!

何だろう?
インド映画の後に残るこの余韻。
言葉にするなら
ピュアな気持ちになるっていう感じかな?

それにしても、インドの女性って美しすぎる!!!!
tumugi

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