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パッドマン 5億人の女性を救った男のenaのレビュー・感想・評価

4.3
妻を思いやる優しい男が5億人の女性を救う!

主人公のラクシュミは、ひょんなきっかけから妻が生理の時に雑巾にもならないような汚い布を使っていること、インドの貧困層の女性たちはだいたいそれを使い、その衛生面が原因で子どもを産めなくなったり、亡くなってしまう人もいることを知る。
妻が病気になったら大変だ!と慌てて生理用ナプキンをプレゼントするも、ナプキンはびっくりするほど高い品だった。
奥さんからも、こんな高い物をの買うんだったら生活費に当てて、と返されてしまう。

手先が器用なラクシュミは、安い材料でナプキンを作って奥さんにプレゼントすることを思いつくが。。

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国が違えば文化や風習は違うのは当たり前だけど、まさか生理が汚いもの扱いされる風習がまだ残っているとは。
しかも生理中の女性は穢れてるとか言って外に隔離させられる。
この映画は実話ベースなんだけど、何十年も前の話ではなく2000年代の話。割と最近の話だということに驚いた。

ラクシュミの優しさや狂ってるんじゃない?ってほどの情熱も素晴らしかったけど、
なんと言ってもこの映画の素晴らしいところは最後のプレゼンテーション。

そして、パッドマン本人であるムルガナンサムさんは現在も勢力的に活動を続け、インドのみならずアフリカ等にも進出していますが、アフリカではまだまだ生理用品が買えず、汚い布や葉っぱなどを使ったり、生理が原因で学校を休んだり働けなかったりします。
今後もパッドマンの活躍を祈るばかり。
私達にも募金という方法はあります。

エンタメ性ばっちり。
カップルや夫婦、男性も女性にもおススメしたい映画!
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