インド映画の『きっと、うまくいく』を観て以来、インド映画への期待値が勝手に上がりまくっているのですが、
本作も面白く人物描写もとても丁寧に描かれた作品でした。
実話をもとにしたといって、結構昔のことかと思いきやまさかの2000年代の出来事。
インドの女性の姿、差別、差別とも思わず当たり前に受け入れている慣習など、初めて知ることばかりでした。
これが実話なのだからすごい。
ほんのわずかにもやっと気持ちがしてしまったのはきっと勝手にもっと違う結末を望んでしまったから。
自分が他人からどう見えるかなんて気にせずに一途に一人の女性を愛する男のかっこ良さが際立つ物語。
こんな風に愛されるってなんて幸せだろう。
男性に観てほしいと思う女性も結構いるのでは。
観てからしばらく経って思い返してみても脳裏に浮かぶシーンは、ラクシュミが懸命に愛する人のために力を注ぐシーンで、
どんな状況でも一途な愛を貫く姿は、いやぁ本当になんというかもう…こんな風に愛されたい！の一言。
こんな男性を好きになれる人になりたいと思いました。
