らくだ

ペンギン・ハイウェイのらくだのレビュー・感想・評価

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
4.0
水と空の青い色が爽やかに美しくて、おねショタの体裁をとりながら少年少女のジュブナイル冒険と、SF(すこしふしぎ)を組み合わせておっぱいで包み込んだ(???)少年の成長物語でした。「海」の研究を始めるところなんて、あのワクワク感は最高です この映画のようなSFはなかったけど、子供の頃の世界ってあんな風にキラキラしてた気がする…

主人公のアオヤマ君、やけに大人びた、というか大人ぶったところがあるのに、不思議と「クソガキ感」がない描写のバランスが素敵だなぁと思います。いい子だからなのかな。この主人公の魅力という作品の入口で躓くとなかなか入り込めないので、そこの波長が合ったおかげですんなりと話に乗ることができましたね…あんなにまっすぐに「おっぱい」を連呼できるアオヤマ少年は絶対に将来大物になりますよ。
そしてヒロイン(?)のおねえさん、賢くて明るくて、カラッとしているのにどこかつかみどころのない魅力があって…あんなお姉さんが近所にいたら絶対恋しちゃいますよね…人類は全員おっぱいの大きいお姉さんが大好きなので…(暴論)
そしてペンギンもハマモトさんもウチダくんもかわいいんですよね…ハマモトさんには幸せになってほしい


ペンギンと海周りの謎はほぼ解明されないまま終わるのですが、この映画は言うなればアオヤマくんの人生の「エピソードゼロ」というやつなので、そういう考え方でみると作中に出てくるSF的な要素が解明されていないことにもなんとなく納得がいく気がします。オタクは全員エピソードゼロが好きなので…(暴論)
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