10年前に森見登美彦先生の小説にハマって読み漁っていたけど、その中でもこの作品は異色だった気がします
何でお姉さんがペンギンを作れるのか、他のものも作ってしまうのか、何で何での連続に結局、最後まで何も説明ないままファンタジーに終わる作品なので、行間を読むのが苦手な現代っ子には少し響きづらい作品かもしれない
でも描いていることは、誰しも経験したことがある年上の異性への憧れや、一夏の子供たちの冒険など普遍的なもの
私は押井守監督作品が苦手なので、これからアニメ界で活躍するであろう石井監督とスタジオコロリドには注目したい。
脚本はヨーロッパ企画の上田誠で、魅力的な主人公を見事に描き切った