夏の眩しい匂いがする、素敵なファンタジーをありがとう!
キャラデも色使いも音楽も、それから大切なシーンのカメラアングルも(アニメだからカメラじゃないですね笑)全てが、どストライクでした。
ペンギンが曲に乗せて街を川を森を走るオープニングムービーで「ああ私もう、絶対この作品好きだ」と確信しました(早い笑)
あの独特の台詞回しが、アオヤマくんの背伸びした感じと、真っ直ぐな心を、とても魅力的に耳に届けてくれる。
小学4年生。
色んなことが分かるようになってきて、でもまだ色んなことが未知の世界で。
そのバランスがとても瑞々しく描かれていました。
おっぱいもペンギンも« 海»も、アオヤマくんには同じように未知なのです。
あんなふうに真っ直ぐな気持ちで、真っ直ぐな目で、周りの世界を見ていたのは、何歳くらいまでだったかな…。
私はわりと早い段階で目が曇ってしまった気がするけど(笑)
お父さんの助言も、優しくて、でも子供としてではなく人として問いかける素敵な距離感。
男同士っていいなぁ。
昔から、自分が男だったら父親ともっといい距離感でいい親子になれただろうなぁと思っているので(今も仲はいいんですけど)ほんとこういうの羨ましい。
アオヤマくんが駆け抜けた夏の記憶。それは未来に繋がる素敵なペンギン・ハイウェイ。
また次の夏に観たいなぁ。