大好きな原作の魅力まんまに、みんな生き生きと動き回っててよかったあ。森見作品のなかで二番目に好きなキャラのアオヤマ君がかわいかった。あんまし想像できてなかった本作中のペンギン、アニメーションでみるととてもかわいい。あのてこてこ歩いてすたすたーと走ってぴょーんと泳ぐシーンばかりずーっとみれる。景色もきれいで、すっごく夏を感じた。
アオヤマ君とクラスメイトのやりとりに、小学生の頃のことをたくさん思い出した。大人になるまでには「えっっ?!?」と自分のなかで世界が反転しちゃうくらいの出来事がいくつか起きる。アオヤマ君は現実から逃げないし、痛みも受け入れて、たいへんに立派な、たいへんに立派すぎる大人を目指す。アオヤマ君はとても良い。
お姉さんの部屋の本棚に森見さんの本があった!他にも小ネタがあるのかも。
エンディングの宇多田ヒカルの歌がめっちゃよくて涙でた。