このレビューはネタバレを含みます
綺麗な背景美術が奇妙で不思議な雰囲気と内容を引き立たせてくれている。特に、海の中のヘンテコな街並みのシーン。
声優陣もよかった。
お姉さんの声が、ソプラノじゃなくアルトだったのが良かった。キャラにぴったり。
もうひとりのイチオシは、アオヤマくんのお父さん。お姉さんもなんだけど、ひとりの人として接して話してあげるから、あんなに真っ直ぐな子に育ったのではないのかな。
そして
アオヤマくんはお姉さんへの気持ちを最後に恋だったと自覚したのかな？ラストのときだけ、大好きって言ってたもんね..少年よ成長したな..。
森見登美彦作品がクセが強いから、アニメめクセが強かったら反発しちゃうと思うのです..。(夜は短しのアニメがそうだったので、いやでも湯浅監督は好き)
今作はそれが全くなくて、きちんとマッチングしてた。もう一度映画館で観ようかと迷うくらい良い映画でした。
余談ですが、ショタ萌えが激しい方は必ずみてください。短パン少年をありがとう。おねショタをありがとう。
