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ペンギン・ハイウェイの小のレビュー・感想・評価

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)
3.7
知性もさることながら性への興味も早熟な小学4年生が主人公のSFアニメ。少年は通っている歯医者のお姉さんの、オッパイと、コーラの缶をペンギンに変えるというどう考えても人間のものとは思えない能力の双方に並々ならぬ関心を抱き、研究していく。

大げさに考えれば、オッパイ=恋・愛、ペンギン=世界の原理で、世界の原理を探求していくうちに愛を知り、原理を解明して愛を成就することを誓う、ということかな。

良く練られた物語で、深く考えると面白そうなのだけれど、その気になれないのはSF的発想を十分消化できない自分の頭のせいかも。あと早熟な少年のキャラクターに何故かイマイチ面白味を感じなかった、ということもあるかも。

それとお姉さんの声がもう少しキレイな方が良いのに、と思っていたら蒼井優さんだったことをエンドロールで知るという…。女優としての蒼井優さんは好きだけど、彼女の声、この役にあっているかなあ…。

●物語(50%×4.0):2.00
・良く練られていると思う。自分はイマイチピンときていないけれど。

●演技、演出(30%×3.0):0.90
・お姉さんの声がなあ…。ずっと気になってしまった。声が違ったらもう少しハマれたかも。

●画、音、音楽(20%×4.0):0.80
・やっぱ、画はイイ。
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