ちょこばなな

フード・インクのちょこばななのレビュー・感想・評価

フード・インク(2008年製作の映画)
2.5
大企業の弱者に対する圧力がまざまざと感じとれる映画。
健康の為に、企業を動かす為には消費者1人1人の選択が大事。
ただ、ほとんどの人にとっては将来の健康よりも目の前の安さや美味しさの方が重要なのではないか。
工業化によって生み出された病気や現実を知っても、オーガニックには心惹かれるが、生きる為に安くて腹持ちの良い食べ物の方を選んでしまう人の方が多いだろう。
所詮遠くで行われている動物虐待なんて他人事、早く安くが当たり前。
インタビューされる側の方々のように、間違ったことは間違っているという認識を忘れてはならない。
せめてラベルを見て、遺伝子組み換えでないものを探すようにしたい。