柏エシディシ

サーホーの柏エシディシのレビュー・感想・評価

サーホー(2019年製作の映画)
2.0
こりゃぁ、困った映画ですなw

脚本が穴だらけ、と言うより、真っ黒なんじゃないか思うほど入り食い過ぎ詰め込み過ぎ。
コンゲーム的な騙し騙されプロットなのだけれど、「実はこうでした」という前振り、布石が雑過ぎるし、登場人物の見せ方もどうにも上手くなく、交通整理が出来ておらず渋滞気味。
なかなか「騙されたー」といういい気持ちにはしてくれず、だんだんどうでも良くなってきてしまうのよね……

しかし、カレー屋に来て「辛いじゃないか!?」と怒るのも御門違い、こういうモノだと楽しむのがそもそもインド映画観賞のマナーと了解していれば、コレはこれで美味しく頂ける。
「ちょっと量が多過ぎませんか…?」と言いたくなる気持ちを抑えて、ねw

プラバース様がワイルドスピードシリーズに招集されるのは時間の問題だと思う。
あの反則キャラを成り立たせる佇まいというか、ルックスが別次元。
あの低音ボイスも劇場のウーファーでこそ映える。
この映画、何処に連れて行かれるのか?と不安になりながら観てましたが、結論、思っていた以上に「バーフバリ」でウケましたw
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