けーな

嵐電のけーなのレビュー・感想・評価

嵐電(2019年製作の映画)
3.4
昔、祖父母が京都に住んでいて、しかも、嵐電の沿線だったので、小さい時には、夏休みのたびに訪問し、いつも嵐電に乗っていたことを懐かしく思い出した。

私などよりも、もっと嵐電に頻繁に乗っている人は、この映画で映る場所が、あそこは、どこだと分かって、いちいち楽しいだろうなと思った。子供の頃に乗っていただけの私には、映る場所がどこかということまでは分からなかったが、とにかく懐かしい想いを味わうことができる映画だった。

しかし、嵐電にあまり関係のない人にとっては、それほど惹きつけられることはない映画かもしれない。

なんとも不思議な雰囲気を持つ映画だった。3つの話が交錯するが、お弁当屋さんの女の子と俳優の話が、なかなか良かった。彼女の気持ちが分かる気がした。

江ノ電が、嵐電で走っていることを知って、驚いた。
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