GaPTooth

ディア・ウーマンのGaPToothのネタバレレビュー・内容・結末

ディア・ウーマン(2005年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

血が綺麗。ポタリ方も。ぬめり方も。

殺人課から動物事件専門に格下げされたファラデー刑事が、重い鈍力による外傷、そして勃起状態で死亡するという連続殺人事件を捜査する。

「狼男アメリカン」のセルフ・オマージュも挟みつつ進展する捜査。

数々の証言から、浅黒い肌に長い黒髪のセクシー美女が容疑者として浮かび上がり、検死の結果、次々と明らかになる証拠(足跡・毛・DNA)からは、犯人が人間ではない可能性が浮上する。

そう。タイトルが最大のネタバレ。
先住民の伝説は現実だったΣ(゚ロ゚;)

ファラデーのおバカな想像シーンやリバーロック・カジノの鹿頭スティーブなど、恐怖と笑いを融合させるジョン・ランディスの手腕は確かだが、今一つ突き抜けていない。過去の事故の影響を引きずっている感は否めない。

興味深いと感じたのは、ファラデーが、自分が過去に誤って同僚を犠牲した過去を語るシーン。
「人生には、自分の刻印をのこす時がくる。俺は、その時に[立派な男を殺した]それが俺の刻印だ」
これは、ファラデーの口を借りたジョン・ランディスの言葉なのかなと思った。
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