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エリザベス2世 知られざる女王の素顔のmamのネタバレレビュー・内容・結末

3.4

このレビューはネタバレを含みます

伯父エドワード8世の退位により父ジョージ6世が即位。10歳にしての突如舞い込んだ王位継承者になるという重圧。
学校には行っていない為、小さい頃は同世代の友達との触れ合いが無かったようで可哀想。
彼女が参加したかったガールスカウトを作ったり、連合軍の勝利を祝う行進にお忍びで参加したりと、とても好奇心旺盛。
13歳でフィリップ殿下に恋をし21歳で結婚。
エリザベス女王と同じヴィクトリア女王の玄孫ながらも波瀾万丈な生い立ちのため王室に心配されていた結婚だけれど、最期の時まで深い愛情で結ばれていた二人。
王室一家との記念撮影で見せるエリザベス女王の笑顔がとても輝いてる。もう彼に夢中というのが伝わってくる微笑ましさ。

アン王女の下のアンドルー王子(セーラ妃との離婚騒動)とエドワード王子、余り見た事なかったので新鮮。

80年代からはマスコミの餌食となってしまう王室。

ダイアナ元妃の死後、声明を出さず半旗も掲げない王室に国民感情は一変し、王室解体を望む声まで出ていたのね...。

それからは徐々に信頼も回復し、女王としての不動の人気を再び取り戻す。

2012年には即位60周年のダイアモンド・ジュビリーを迎え、本作はこの辺りまでを記録したもの。

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9月8日に崩御されたエリザベス女王を偲んで...。

3ヶ月前に即位70周年を祝う記念式典プラチナ・ジュビリーでお元気な姿を拝見したばかり。
昨年ご逝去された愛するフィリップ殿下のそばで、どうぞ安らかに...。

2022-396
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