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親愛なるバスケットボールのCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

親愛なるバスケットボール(2018年製作の映画)
4.0
【輝ける栄光への抱擁】
NBAプレイヤー、コービー・ブライアントの引退時の気持ちをディズニー最強のアニメーター、グレン・キーンが映画化。

『DUET』でとてつもなく美しい鉛筆アートを魅せつけたキーンがまたしても涙腺崩壊のアニメを放ち、見事アカデミー賞短編アニメーション賞を獲った。

本作は引退時のブライアントが幼少期の自分を振り返るというもの。非常にシンプルで、起承転結も何もない。そこにあるのはブライアントの回想だけ。だが、これが面白い。

誰しもがある大切な思い出。誰にも奪われたくない思い出とはなんなのかを思い出させてくれる。何故か涙が滴っている。この鉛筆アートにノックアウトされない人はいないだろう。
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