東京マクラ

希望の灯りの東京マクラのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
3.2
とても静かで落ち着いた映画です。主人公の性格や心理描写と映画の雰囲気がすごくあっていて、たんたんと、淡白に物語は進んでいくのですが、登場人物の感情がすっと入ってきて、飽きることなく楽しめました。

舞台である旧東ドイツのなんだか物寂しい感じがとても好きです。幸せなことや楽しいことがあっても同時に寂しさや諦めを内包している感じがたまりません。

あと、主人公の周囲の人たちのキャラクターがとてもよかったです。それぞれの人となりが大型スーパーマーケットという限られた空間の中で丁寧に描かれていました。
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