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希望の灯りのspirytus408のレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
3.8
本当に普通な日常を淡々と。
音楽の使い方が素敵。
なんでもない日常が特別に感じる。

細かい心の機微を丁寧に。
タバコをトイレに流すとこも細かいなーと。
散りばめられたジョークのワードセンスには思わずニヤニヤ。これは翻訳家さんのセンスか。
淡々としているけど王道な設定が多く組み込まれているから見やすい。
きっとそれわかる!ってシーンが多いはず。
そして海外と日本の職場での共通点も多く見つけられてびっくり。
素敵なセリフやはっとさせられるセリフが良い。

同僚の探り方がほっこり。

違和感を覚えさせてからの回収のタイミングが丁度いい。

伏線はあれど個人的にラストはうーん、そっちじゃない方が好きかなー
昇格も複雑な気分。生きること。
でも、当時の労働を描くとこうなると言うのも納得。

とてもセリフを削ぎ落とした感じで良い。
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