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希望の灯りのiceblueのレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
4.1
タトゥーを隠すように制服を着て
多くを語らず
いつも寂しそうな顔をして
でも少しずつ少しずつ仕事に慣れて…
 
大型スーパーの夜勤の職を得た主人公。
彼を取り巻く人達が味わい深い。
フォークリフトの扱いにこんなにも心を掴まされるなんて。
寡黙な物語はちょっとカウリスマキ風。
でも元東ドイツの現実はリアルで、
彼らの孤独がしみわたる。
とても地味だけど
胸の奥でずっとかすかな残り火が灯っているような余韻。
    
印象的だったもの
 アウトバーン
 イヌイットの挨拶
 波の音…
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