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希望の灯りのyoko45のレビュー・感想・評価

希望の灯り(2018年製作の映画)
4.5
 朝と夜、人気の無い静まりかえった店内、職場の神聖な雰囲気、人で溢れ賑やかな昼間が嘘のよう、通路を移動するフォークリフトの動きと流れるクラシック音楽が似合います。
 この作品があるということは、東西統一の祝福があったとはいえ、時代の流れから取り残され昔を懐かしいと感じる人々もいるのでしょう。それでも時は流れ、未明の道をトラックは走ります。
 悩みがあり喜びがあり、失望があり希望があり、それらを共に受け入れる人々の繫がりが少し寂しくて美しいです。
「なぜ今まで気がつかなかったのだろう」たとえ小さくても、一人一人の気づきが正に希望の灯りです。

(メモ)
連休は旅行しなかったけど映画制作国めぐりは満足
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